こんにちは。新しくなった益城町役場に初めて入り、ワクワクしました！
会場の3階は、憩いスペースもあり、様々な種類の椅子が置いてあり感心。
屋外（屋上？）にも休憩スペースがあります。地域の方はどなたでもご利用できるそうですよ。

さて、本題の地域ケア会議ですが、様々な職種の方が集まって、それぞれの専門分野から見た意見が交わされて、視野が広がる貴重な時間となりました。
個別の事例から、地域課題に移り、行政の取り組みを知ると同時に、「私に何ができるのだろうか」と。
最近は、地震が全国で起きています。いつも考える「災害が起きたとき、どうやって避難すればいいの？」ご存知ですか？益城町は「個別避難計画」作成が進められています。問い合わせ先は役場の危機管理課です。　私も初めて知りました。

私が今からできること。
会話の話題に避難計画の存在を出すこと。地域で取り組みが合っていることを口伝えに広げ、「へー。そうなんだ。相談してみよう。」を増やすこと。
小さなことから、コツコツと。これからも情報を収集して、関わる方の「知ってて良かった」を支援できればと思いました。　これからも精進いたします。(^_^)S

お口の中についてお話したいと思います。

口の中を綺麗に保つことは、全身の健康状態の維持と向上を目指すケアであると言われています。
口の健康は全身の健康に影響しており、歯周病菌は脳梗塞や動脈硬化、心筋梗塞、誤嚥性肺炎などの病気にかかるリスクがわかっています！
その為、口腔内を清潔に保つことが、とても重要になります。

口腔ケアの必要性
①口には食べ物が残りやすく、温度や湿度が口腔内の細菌にとって住みやすい環境である為、細菌が繁殖しやすい。
②口腔内を清潔に保つ自浄作用のある唾液も、高齢者になると唾液の分泌量が減ってしまう。またマスク着用により、口呼吸となりやすく乾燥しやすい。

口腔ケアを行う目的
●口腔内を清潔に保つ
　歯周病を始めとする細菌による病気を防ぐことや、口臭の改善にも繋がります。
●口腔機能の維持・向上

口腔ケアをすることで、話す、食べるなどの口の働きや舌の機能を維持・向上させることができます。生活の中の楽しみの一つである食事の楽しみを増幅させてくれることで、QOLの向上にも繋がります。
●誤嚥性肺炎などの感染予防
　口腔ケアをすることは、口の中の細菌が減るため、細菌を含む唾液や食べ物が誤嚥され、肺などに細菌が侵入することで発症する誤嚥性肺炎を防ぐことができます。この誤嚥性肺炎による死亡者数は近年、増加傾向にあります。
●味覚の改善
　口腔ケアを行うことで舌の汚れを綺麗に取り除くことで、味を感じやすくなります。味覚の改善は食欲不振や低栄養状態の予防に繋がります。
●認知症を予防する
　口を開けたり閉じたりして噛んで食べるという行為は、脳に酸素を送ったり刺激を与えたりするため、中枢神経を活性化し認知症を予防するとされています。歯が20本以上残っている人に比べて、歯がなく入れ歯も使っていない人は、認知症になるリスクが1.9倍も高いと言われています。

口腔ケア用品について

高齢者の方や、自分ではケアが難しい方も多くいらっしゃると思います。お口の中はデリケートな部分でもあるため、他人に見せることに抵抗を感じられるとも思います。しかし、上記でお話したように、口腔ケアを行うことで多くのメリットがあります！最近では、訪問してくれる歯医者さんも増えてきました。
お口にお悩みがあれば、いつでも訪問看護師にお気軽にお声掛けください。                     2m2