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帯状疱疹

2023/08/29

帯状疱疹についてお話します。

 

帯状疱疹とは、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。

 

症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがあります。通常、皮膚症状に先行して痛みが生じます。その後皮膚症状が現れると、ピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、神経の損傷によってその後も痛みが続くことがあり、これは「帯状疱疹後神経痛[PHN(ピーエイチエヌ)]」と呼ばれ、最も頻度の高い合併症です。

 

帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。経過や痛みの程度には個人差があります。

 

加齢などによる免疫機能の低下が発症の原因となることがあります。

 

50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。

 

疲労やストレスなども発症のきっかけになります。

 

また、糖尿病やがんなどの免疫機能が低下する病気が原因になることもあります。

 

帯状疱疹発症のメカニズム 

 

日本人成人の90%以上は、帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜伏している。

 

帯状疱疹は、多くの人が子どものときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内(神経節)に潜伏していて、過労やストレスなどで免疫機能が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。

 

日本人成人の90%以上は、このウイルスが体内に潜伏していて、帯状疱疹を発症する可能性があります。

 

帯状疱疹にならないために帯状疱疹になりにくい体づくりのためには、食事のバランスに気をつける、睡眠をきちんととるなどの規則正しい生活習慣、適度に体を動かすことなどが大切です。

 

帯状疱疹の予防接種については、医師、訪問スタッフにご相談ください。

 

訪問している利用者様の写真です。

退院一週間後から、前胸部皮膚のピリピリ感出現。病院とは異なり、自宅での室温管理・生活リズムの違いにより帯状疱疹発症。

発症日(8月17日)

7日目(8月23日)

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